エコロジーレポート第4号

「やっぱり缶でなくちゃ!」


もうすぐ暑い夏
夏といえば、水撒き、夕涼み、縁台、西瓜、
そして蚊取り線香ですよね

マット式・リキッド式もあるけど、外じゃ使えないしね
でも、蚊取り線香だったら外でも効くのかな?
うん。そもそも、虫っていうのは煙を嫌うんだって
ほら、蜂の巣から蜂蜜を採るときは、煙をあてて蜂を追っ払うらしいじゃない?
ところでさあ。
蚊取り線香って、以前は線香に立ててたよね
そうね。でも何かPL法がらみで最近は「線香皿」になったみたいよ。
中にグラスウールが敷いてあるんだって。
ふーん。しかし、これ本当によくできてるよね。
結局、蓋が線香皿になってるんでしょ?
まあ、その部分は金属じゃないと燃えちゃうんだろうから分かるんだけどさ、
全体が缶になっているっていうのも何か意味がある訳?
そりゃあ大変な意味があるんだって!
なんたって中身、つまり蚊取り線香の保護でしょ。
「折れない」「つぶれない」「直射日光で劣化しない」
それだけ?それだけだったら紙の容器とかでも大丈夫じゃないの?
うん。でもね、それにプラスして、「乾燥しすぎない」っていうのがあるんだって
あんまり乾燥すると、線香が反っちゃうらしいよ。
そうなんだ。やっぱり缶じゃなきゃダメってことか。
まあ、リサイクルのこともあるし、何てったってスチール缶の方がいいよね。



協力/清水金属工業株式会社