エコロジーレポート第4号

「やっぱり缶でなくちゃ!」


”カラカラ”と缶を振るたびに、なつかしさとやさしさがつたわってくるいい感じ!思わす笑顔がこぼれちゃいます。だから戦前からの販売で「ロングセラー」の最たる商品の一つになっているよね。
取り出し口が真ん中でなくて端(はじ)にあうるのはなぜかな?毎日一粒づつ何が出てくる楽しみと小さな子供の手でも振って取り出せるやさしさの表れかな?
ドロップがくっついて缶を振ると”カラカラ”とブリキに当たる音が”ゴクリ”とのどを鳴らし{早く食べたい}と手を差し出します。
宝石の様な色とりどりのドロップは一粒づつ口の中に入れて味わいましょう.......
いえいえ二粒三粒と、ほおばりいろんな味をいっぺんに味わいますか?
大きく開けて口の中を見せてください。
 
■過大包装を考える
デパートの進物コーナーを見ているときれいに並んで包まれたお菓子をみかけます。
まてよ!いくつ入っているんだ!たったこれだけで何千円かい?ウーンもったいないよね!
きれいな包み紙、開けるときれいな化粧箱、蓋を取ると一個づつ乾燥剤入りラップで包まれて
オイオイ!口の中に入る物よりゴミの方が多いと思うよ.......

■最高の品質管理
安全が叫ばれて包装がますます複雑に..(セキュリティー対策)..(作り手の責任問題)
消費者は喜んでいるのだろうか?消費者は無駄な買い物をしていないだろうか?
ドロップ缶は製缶工場での品質管理、製菓会社での品質管理、シンプルであるが為に消費者か
らの信頼を損なわないことは大変むずかしい。おそらく私達には計り知れない努力は相当な事だろう。

■最高のエコロジー
ドロップが缶の中で転げ回る。手にとって口の中に入る。全部食べ終わったらブリキの空き缶だけ...そうだ!不用なゴミなんかなにも出ない。いい感じ

協力/サクマ製菓(株)
全日本一般缶工業団体連合会