エコロジーレポート第4号

「やっぱり缶でなくちゃ!」


柿の種の秘話
今から遡ること80有余年前、金型をうっかり踏みつぶしてしまった事から、イビツになったあられが出来てしまい、そのあられをもって商いをしていたとこ ろ、商い先の主人から『形が柿の種に似ているので柿の種と名付けるのが宜しかろう』といわれ『柿の種』の名前が誕生しました。



80有余年の伝統と変わらない缶のデザイン

『元祖柿の種』作り続けて80年の味と伝統が、米どころ越後を代表する米菓として、贈答品、お土産品として喜ばれる由縁となりました。化粧缶は昭和初期の 農村のお米の収穫期頃の牧歌的(のどかな)風景をデザインしたもので、中身の柿の種とあいまって浪花屋のトレードマークとしてご好評をいただいておりま す。
 
藍「ねぇ 先日新潟の温泉に日本海の夕日を見に行ったの」
桜「日本海に沈む夕陽ってロマンチックでしょ」
藍「そう 彼と一緒だったからよけいにジーンときたわ」
桜「ごちそうさま」
藍「あなたの お土産に元祖柿の種買ってきたからご機嫌直して」
桜「ありがとう! 缶入りのお菓子って 湿気ないし われないし
 保存に最適よね 昔から変わらないこのデザイン レトロ感があって私好きなのよ」

藍「喜んでくれてありがとう 私も缶の中に手をいっぱいに 
 伸ばしてつかんだ小さな幸せ あの夢ある感触は今でも残っているの 
 実は私の彼も柿の種が好きなのでビール飲みながらいつも一緒に食べるのよ」

桜「食べ終わった後 私 大切な秘密を缶の中にそっと閉まっておこっと」
協力/浪花屋製菓株式会社
杉浦製罐株式会社