【日本初クッキー誕生の秘話<きっかけは宣教師との出会い>】 敬虔なクリスチャンであった泉屋創業者夫人は、昭和初期、米国人宣教師夫人が子供達のためにとても美味しい食べ物「クッキー」を自ら焼いていることを知 り、自らも身の回りの方に作ってあげようと思い、宣教師夫人が開く日曜学校でクッキー作りを学び、その後自ら米国より高価なオーブンを取り寄せ、原料の配 合、生地の熟成期間、火加減を研究し日本人の味覚に合うクッキーを作りあげました。 |
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【泉屋シンボルマーク「浮輪」の由来 <何気ない一言から>】 クッキー「リングダーツ」を見た子供が「このクッキー浮輪に似ているね」何気ない一言からシンボルマークの浮輪が誕生しました。「浮輪」は人命を救うと共 に、「人の和(輪)」をも表します。クッキーを通して社会のお役に立ちたい・・・泉屋の理念がこの「浮輪」に込められております。 |
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【老舗の伝統を守るホームメイドクッキー】 伝統に受け継がれた味、形、製法を今もほとんど変えず、ひとつひとつ真心を込めたホームメイドクッキーを創業時の精神を受け継ぎ、作り続けております。 【変わらない伝統の紺白金属缶パッケージ】 シンボルマークの浮輪、広い海原をイメージした紺と白のツートンカラーにデザインされた金属缶。 (泉屋ホームページ) http://www.izumiya-tokyoten.co.jp/ |
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泉屋のクッキーが届いた時の興奮が忘れられない。 子供の頃からおとなになった今でも同じだ。開ける楽しみは尚の事。 子供の頃は訪ねてきた人が土産や返礼に置いていった品物が気になって仕方がなかった。 「みんなでいただきましょうね」と言われても待ちきれず包みの上から何が入っているのだろうかと顔を近づけてみたりした。 きっちりと締まった白と紺のデザインの四角い蓋を開けると甘い香りが流れ出した。 「全部食べたらだめよ!他の人にも分けるのだから」ためらいながらまた蓋をした。「明日になったらおいしくないよ」精一杯の言い訳をしてみたが母はしっか りと蓋をして大事そうに片づけました。何日か経って母に隠れてそっと蓋を開けてみた。前と同じ甘い香りが流れていた。不思議だ・・・個別包装に頼らずクッ キーのおいしさを保てる理由はスチール缶の機密性が物語っている。 |
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協力/株式会社 泉屋東京店 |