エコロジーレポート第17号

色鉛筆の缶 80年間のロングセラーなんですね!

缶の印刷もいろいろと変遷はありましてね
昔は戦闘機や軍艦の絵柄だったこともあるんだから
ホント、時代を感じますよねえ
この色鉛筆、おばあさんから孫への入学祝いが多いんですよ
「あんなに欲しかったのに、お金持ちしか買えなかった」
そんな思いがそうさせているんでしょうか・・・
ところで、
最近、ちょっとした「大人のぬり絵」ブームがあったでしょ?
水彩色鉛筆って、使ってみました?

色鉛筆
ランドセルを放り投げても折れない!?

缶以外の容器? 今までもありましたけど、結局は缶が定番となっています
なぜって、まあ光沢のある印刷も綺麗だし、
何と言っても頑丈なんで、中身つまり色鉛筆を保護するっていうところが
決め手なんじゃないですか?
学校から帰ったらランドセルをそこら辺にぶん投げて遊びに行った記憶、あるでしょう?
そんな風に扱われたって芯が折れないってのは、やっぱり缶だからなんですよね


こんなに工夫がされてるなんて!

コレ、端っこを押すとパカッて開くんですよ。 知ってました?
それと口を締めたときにガタつかないでしょ?
微妙な位置にボッチがあってですね。うまく力のバランスをとっているんですよ
専門的に言えば、コーナーにシワが無いことだって簡単ではないわけで
まあ、これだけ完成度が高いからこそ、ロングセラーになっているんでしょうね


平成20年7月1日
協力 /     三菱鉛筆株式会社
エヌエス金属工業株式会社
全日本一般缶工業団体連合会 エコロジーレポート 第17号