【シガール？知ってる！大好きっ！】
ヨックモックという社名はすぐには思い出せなくても、
「シガール？あ〜、あのクルクルっと巻いたクッキーでしょ。美味しいよね」。
多くの人に愛されてきたシガールの味は忘れられません。
そのシガールも今年で誕生から４０年。サクッとした食感、繊細な口どけは、「これ以上使うとお
菓子にならない」というギリギリまで入れたバターのなせる技。
反面、薄く焼くがゆえに壊れやすい問題もあります。それを補っているのが、おなじみのモダンな
デザインのオリジナル缶。どこのご家庭にも必ず１缶はあると言っても過言ではありませんよね。

【時代に合わせたデザインの変遷】 ところでこのデザイン缶、実は３代目なんです。 初代のデザインは１７世紀のヨーロッパで盛んに 用いられた、高級なイメージの壁紙がモチーフ。 鮮やかなブルー地に金の紋様は、欧州と東洋の融合 を思わせる斬新なデザインでした。２代目は商品の イメージから織り柄のパターンをテーマにしたもの で、昔からのお客様には一番シガールのイメージを 感じさせるデザインです。今でも覚えているお客様 も多いのではないでしょうか？

そして、シガール発売から２２年経った１９９１年、今のデザインになりました。
デザインコンセプトは「やさしく、やわらかく、あたたかい、光を発する」。
また、シガール以外の商品と組み合わせられるように形も均一化を図り、空間率の改善と、包装資材の削減を実施しました。 エコにも気を遣った新しいデザイン缶の誕生です。

【お客様の笑顔を求めて】
ヨックモックの美味しいお菓子作りはお客様の笑顔のため。
そしてその素材と品質に拘った繊細なお菓子をやさしく包む缶。そこにはただ商品を保護
するだけでなく、食べる前に目と心を豊かにする洗練されたデザインがあります。

　　　　　平成２１年１月１日 全日本一般缶工業団体連合会　　エコロジーレポート　第１９号