エコロジーレポート第20号
〜21世紀型ギフト缶〜

且R形屋海苔店
 明和元年(1764年)幾多の苦難を経て日本橋小網町に創業者「窪田惣八」が掲げた念願の暖簾には、懐かしいふるさとの地名「山形屋」 が記されていました。そして「海苔の美味しさを一人でも多くの方にお届けしたい」 240余年にわたる思いと歴史がここから始まりました。日本古来の「海苔」には限りない創造性を期待できる食品であり、 そして「和(やまと)」の心を人々に与え続けられてきた文化も備えています。
創業者の想いを、今も変わらず
 海苔は湿気を嫌う食品です。美味しさをお客様へお届けするために容器の選択は重要です。且R形屋海苔店様ではスチール缶が多く採用されています。なぜなら、海苔の品質を保つために、防湿性に優れ、光を通さず、衝撃や水・熱から内容物を守り、リサイクル率が非常に高く、商品価値を高める美しい印刷が施されたスチール缶が、海苔にとっての大切なパートナーだからです。
昨年の春、且R形屋海苔店が発表した新商品は、創業の元号を基に【 明 和 】と命名されました。その新ギフト缶にはこんなエコが・・・。
◇【 明 和 】は21世紀ブランド (省資源と使い易さが両立する形状デザイン)
従来の海苔缶で使用していた親ブタを排し、スチール缶の重量の約25%を削減。  更に、アルミ箔を開封した後も防湿性を保つため、専用のポリキャップを採用。
海苔の品質を保ちながら、省資源(リデュース)を実現した21世紀型ギフトです。
新ギフト缶 協力 / 株式会社山形屋海苔店
水戸部製缶株式会社
平成21年4月1日
全日本一般缶工業団体連合会 エコロジーレポート 第20号