全日本一般缶工業団体連合会

SDGs・エコの取り組み

SDGsの取り組み

SDGs の取り組みは、“誰一人として取り残さない" ことを掲げていますが、その未来を実現するためにも、持続的に活動・取り組みがとても大切です。
全日本一般缶工業団体連合会では、これに賛同し、以下を代表例として今後も持続的な活動・取り組みを行って参ります。
ものづくりへの関心を
高める出前授業の実施
生産現場を含めた
女性社員の採用
障がい者雇用の推進
女性や外国人の雇用拡大
高強度化による薄肉化で
鋼材使用量の抑制
海洋・海洋資源を保全し、
持続可能な形で利用する
陸域⽣態系の保護、
⽣物多様性の損失を阻⽌する
反社会的勢力の排除

エコの取り組み

一般缶は、内容物の品質を長く保てることから、むやみにゴミを消費しないエコな製品であると言えますが、使用後のリサイクル率も非常に高くゴミ を減らすことに貢献しています。
全日本一般缶工業団体連合会では、「PR」の活動に賛同し、リサイクル時のエコを意識した製品の設計・開発への取り組みや、ホームページ・展示会への出展を通して消費者への情報提供などを積極的に行っています。
一般缶はリサイクルしやすい資源
一般缶は、スチール( 鉄) で出来ています。
46億年前に、地球が誕生した時に、鉄は隕石として地球に来ました。実は隕石の多くの成分 は鉄なのです。この中には、水も入っていたのです。そうです、地球は、鉄と、水で出来ているのです。
鉄は、地球の資源の中で一番多く、文明は、鉄とともに発展してきました。
そして、今、リサイクルしやすい資源になっています。
鉄は磁石につくために選別がしやすく、そして何度でもリサイクルできる、すばらしい素材 です。
さらに、鉄は錆びます。錆びたら地球に戻るのです。人間の体を作っている成分の中にも、 鉄があるのです。
お金のかからないリサイクル
リサイクルに適したスチール缶
なんと一般缶を含むスチール缶は、容器包装リサイクル法から除外されています。
これはスチール缶リサイクル率が2011年度に初めて90%を超えて以来、90%以上が継続しているからであり、さらに全てのリサイクルルートでの費用の負担がない からなのです。
鉄のリサイクルルート独自のルートでリサイクルされ、税金を使ったり消費者の負担が一切ありません。
スチール缶は、リサイクルの優等生でありお手本です。だから、容器包装リサイクル法から除外されているのです。
このリサイクルルートを守るためには、正しい分別収集が必要なのです。
一般缶のリサイクル率は94%

※2020年度実績

スチール缶(一般缶)はリサイクルされてから、色々な物に変わります。
一般缶のリサイクルルート
3Rへの取り組み
全日本一般缶工業団体連合会は3Rに取り組んでいます。
モノを大量に消費するライフスタイルに変化したことにより様々な問題が生じています。3Rの取り組みを行うことでごみを減らし、エネルギーや資源を節約できるのです。私たち事業者はリサイクルしやすい容器包装や、使用する容器包装が少なくなるような製品/容器包装廃棄物の排出が少なくなるような製品の設計開発を行います。また、3Rの取り組みについて消費者へ情報提供を行っていきます。
全日本一般缶工業団体連合会の具体的な取り組み
Reduce(リデュース)
缶の優れた機密性は、余分な包装を必要としません。また、昔から一般缶業界ではブリキの厚みを薄くする軽量化に取り組んできています。今後、さらに新たな技術開発に取り組んでいきます。
Reuse(リユース)
きれいな一般缶は、別用途で再利用されることも少なくありません。何度も使うという本来のリユースではありませんが、『ゴミを減らす』という点では良いことです。
Recycle(リサイクル)
一般缶はリサイクルの優等生。90%以上が再び鉄に生まれ変わっています。リサイクルしやすいように『潰しやすい構造』の工夫がされています。
また塗料缶やスプレー缶などは『中身を使い切ってリサイクルに』など、皆さんのご協力が欠かせません。
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